長野県東御市の宿場町「海野宿」

江戸時代にタイムスリップしたみたいな街、海野宿

心地よい澄んだ風が道沿いに植えられた柳の枝を揺らし、静かに時を刻んできた歴史を感じさせられる古い家並みの間を通り抜けて行きます。
ここは観光のために建物を保存しているだけのハリボテと違い、人々が今も生活を営む生きた街です。その中のいくつかの家では土産物屋などの商いをしていて、訪れる観光客をもてなします。歩き疲れたときにホッと休めるカフェなどもあって、長時間の散策でも楽しめることでしょう。
伝統建築について学ぶことも出来ます。例えば「うだつがあがらない」という言葉で使われる「うだつ(卯建)」。防火壁としての役割だけでなく意匠を凝らした「袖うだつ」など、立ち止まってじっくりと見たくなります。また、歴史民俗博物館も見応えたっぷりです。当時の生活ぶりや風俗、歴史などが一目でわかるように展示されています。

大河ドラマで盛り上がる東信

2016年の大河ドラマの題材が上田の武将「真田幸村(信繁)」と決まり、長野県、特に上田市周辺は大いに盛り上がっています。
海野宿の入り口にある白鳥神社はその真田氏の氏神として祀られた歴史のある神社です。境内の大きなけやきの御神木は海野宿を訪れる観光客を出迎え、見送ってくれます。そのまま足を延ばして上田城、雄大な千曲川まで楽しむのもいいでしょう。また信州は蕎麦どころとして有名です。海野宿のある東御市はくるみの産地でもあり、くるみのつけダレでいただく蕎麦もまた一興かと思います。
是非一度東御市に足を運んでみてください。